愛犬と話そう VOL.16
ペットと一緒に災害に備えよう。
私達、阪神地区は今から28年前に大震災を経験しています。
その時は一緒に逃げられず、動物管理センターや街に置き去りにされたペットは2000匹近くいました。はぐれたほとんどのペットが飼い主さんの元へ帰れませんでした。もう二度と同じ事がおきないよう、同行避難が出来るようにしたいものです。
それに必要なのは、「日頃のしつけと対策」です。災害時のための特別なしつけではなく、ごく当たり前の事ができればいいのです。【しつけ】①トイレトレーニングができている。②クレートの中で静かに過ごせる。③家族以外に吠えない。【対策】①万が一排泄した時はきちんと片付ける。②迷子札やマイクロチップを付ける。
また、動物の避難所も必ず確認しておくといざという時あわてなくてすみます。同行できない場合も想定して、預けられる人や場所(親戚、ペットホテル、かかりつけの獣医など)を確認しておきましょう。
動物が好きな人ばかりではなく、苦手な人もいます。飼い主はこうした人の気持ちを十分に理解し、人に不快な思いをさせないしつけが普段から大切という事を認識してください。大切な家族を守るため、地域の中で愛されるように基本的なマナーを日頃から心がけましょう。
そして、動物の避難所も必ず確認しておく事。同行できない場合も想定して、預けられる人や場所(親戚、ペットホテル、かかりつけの獣医など)を確認しておく。